児童福祉司

児童福祉司

投稿日:

悩みや問題を抱え児童相談所に来る保護者や子どもたちの相談を受け、問題解決の援助や指導を行なう仕事です。

児童福祉司とは

児童福祉司とは、児童福祉法第11条の規定に基づいて児童相談所に配置される職員で、児童の保護や児童の福祉に関する事柄について保護者などからの相談に応じ、必要な調査や社会的診断に基づいて、施設内で同じように相談活動をしている心理判定員などと協力して指導や助言を行います。

保護者についての相談内容は、病気や死亡、家出、離婚、虐待などで子どもの養育ができない、または困難であるといったことであり、児童についての相談内容は、盗み、傷害、放火、シンナー吸引、自閉症、不登校など多岐にわたっているため、社会学、心理学、ケースワークの技法といった専門的な知識が必要とされます。また、どんな人とも話ができる幅広い教養と社会経験が要求される難しい仕事です。

児童福祉司の資格

児童福祉司とは、児童福祉法において定められている任用資格です。さらに地方公務員試験に合格し児童相談所に配属されてはじめて児童福祉司となります。

児童福祉司になるためには、下記のいずれかに該当していなければなりません。

1.厚生労働大臣の指定する児童福祉司または児童福祉施設の職員を養成する学校、その他の施設を卒業、または厚生労働大臣の指定する講習会の課程を修了した者

2.大学で、心理学、教育学もしくは社会学を専修する学科またはこれらに相当する課程を修めて卒業した者

3.医師・社会福祉士・精神保健福祉士の資格所持者

4.社会福祉主事として2年以上、児童福祉の仕事に従事した者

5.1~4の条件に準ずる者で、児童福祉司として必要な学識経験がある者

児童福祉司の就職

各自治体が実施している公務員試験に合格し、一般行政職として採用された後に配属されるか、定期の人事異動によって配置が決まります。

必ずしも児童福祉司として児童相談所へ配属されるとは限りませんが、一部の自治体では専門職としての採用要項を設けているところもあります。

児童福祉司の職場

全国に約200カ所ある、児童相談所が児童福祉司の主な職場になります。

児童相談所には、親からの相談に応じて対応措置を決定する相談・措置部門、医学的または心理学的立場から児童の心理療法を行う判定部門、浮浪している児童や虐待されている児童を一時的に保護する一時保護部門、職員の厚生や庶務事項、予算や経理を担当する総務部門があり、児童福祉司は相談・措置部門に所属します。

-児童福祉司

Copyright© 医療・介護・福祉の仕事情報室 , 2017 AllRights Reserved.